『サロン内を安心安全な空間に』
PM2.5レベルの微粒子物質ダストを逃さず
ネイルダストの健康被害から、お客様を守ります
ネイルダスト:ジェルネイルを削る時に出る粉末・粉塵
ジェルネイルの施術において、「サンディング」というジェルを削る作業があり、顔の近くで行われるため、粉塵対策を行っていないとネイリストもお客様もダストや粉塵を吸ってしまうことになります。
そんなにダストや粉は問題あるのでしょうか?
実は粒じんを吸い込むということは、例え木材の粉末などの天然のものであっても、避けたい事です。
肺がんで有名になった石綿(アスベスト)も鉱物由来の天然の繊維です。非常に小さくて軽く、硬く、針状の形という特徴があります。大量に吸ってしまって、気管支の途中で引っかからず、痰で排出され切らず、末端の肺胞まで到達してしまい、排出されなくなります。白血球で排除・分解されれば良いのですが、アスベストは消えず、細い針状の形をしているため、肺胞の奥に刺さって炎症を起こし長い期間を経て重大な病気を引き起こすことにつながります。
◉ 粒径が10μmより小さい
◉ 形状が細長い
◉白血球で排除・分解されない成分
このような粉じんの場合は、対策必須です。
非常に軽い羽毛なども大量に吸ってしまうと、一部が肺胞まで到達し、肺炎などを引き起こすという事にも繋がります。
ネイル施術時のダスト(粉末)は
◉アスベストのような鋭い針の形ではない
◉アスベストのように固くはない
◉羽毛並みの軽さではない
ということで、アスベスト並な危険性はないと思いますが、白血球で排除・分解されないと思われますので対策は立てておくにこしたことはありません。
1. ダスト集塵機(スマートレーサ)の使用
施術時にダスト集塵機を使用することで、ジェルを削る際に発生する粉塵を吸い込んでくれます。これにより、空気中に飛散するダストの量を大幅に減らせます。
2. マスクの着用
更にネイリストもお客様も、施術中はしっかりとマスクを着用することで、吸い込むダストを防ぎます。
3. 換気と掃除
常に室内の換気を行い室内の空気をリフレッシュし、粉塵の蓄積を防ぎます。
さらに、毎日掃除機をかけ、拭き掃除を行うことで、施術スペースを清潔に保ち、ダストの蓄積をリセットします。
これらの対策を行うことで、施術中の健康リスクを軽減し、安心して快適なサロン環境を提供することができます。